スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

認識と実質が乖離することはままあるという話

 最近ブログのネタがパワプロアプリのことばかりになっていますが、パワプロ経由でふと考えたパワプロとは関係のない話について語りたいと思います。
 分野としては行動経済学に分類されるような話なのでしょうが、人間は非合理にも実態とは違う認識をしてしまうことがままあるよなあという話です。


1.実態と違う不合理な推測をする
 「1000年に1度の大震災が起こったのだからしばらくは大震災は起こらないだろう」と言うのがその一例です。
 冷静に考えるまでもなく一瞬でそんなわけがないというのは分かると思いますが、凄く確率の低い不運を引いた後だとなんとなく「しばらくは同じ低確率の不運は引かないだろう」と楽観的に考えてしまったことのある人は少なくないのではないでしょうか。

 大外れを引く確率が0.1%だとすると、一度それを引いたからと言ってそれ以降また大外れを引く確率が0.01%に下がると言うことはありませんし、2回目も100回目も確率は0.1%で変わりないはずです。
 しかし、人間の認識は不思議なもので、「1000年に1度の大震災が起こった1年後はまず大震災は起こらないだろう。次に起こるのは1000年後ぐらいだな」という誤った認識をしてしまうことがままあります。
 実際には、「1年に1度0.1%の確率で大外れを引く恐怖のくじ引きをさせられている」というようなイメージが正しいにもかかわらず、何故かそのようなイメージで捉えずに前述のような認識をしてしまうことがあるのです。

 大震災より身近な例で言うと、くじやガチャを引く場合に、「最近当たりばかり引くので最近の自分はもってる。次も当たりを引く確率が高いに違いない」とか「最近当たりばかり引くのでそろそろ当たりを引けなくなるはずで、次に当たりを引く確率は低いに違いない」という人は結構多いです。
 当たり数が限定されている場合は後者の推測は正しいですが、そうでない場合は次に当たりを引く確率は変動しないので、どちらの認識も誤りと言うことになります。
 冷静になるまでもなく確率は変わらないと言うことはわかるはずなのに、何故か人は不合理な推測をすることがままあるものなのです。※1


2.同じ確率でも当たりと外れで認識が異なる
 ソシャゲーにおいて、「SRが出る確率3%は何故か当たる気がするのに、キャラ育成の際の怪我発生の確率3%は到底引くとは思えない」と考える人が少なからずいるというのが一例です(結局、パワプロネタじゃないか!)。
 客観的には同じ確率であるにもかかわらず、当たりの時のイメージが鮮明に残っているがために当たりの確率は3%を超えるように感じられるのに対して、外れの時はサバサバしていて「はいはい次」というように考えて記憶があまり残っていないために外れの確率は3%未満のように感じられるために、客観的な確率が同じなのに認識上の確率は異なると言う奇妙な現象がまま起こります。

 ドラクエ5において、スライムナイトが仲間になる確率も2逃げ失敗の確率も同じ1/4なのですが、何故かスライムナイトは確実に仲間になるかのように考えて3/4を引くと機嫌が悪くなり、2逃げ失敗はまず起こらないと考えて1/4を引くとありえないぐらいの不運を引いたかのように機嫌が悪くなるようなプレイヤーもいます(さすがにそこまで極端な人はほぼいませんがw)。
 冷静に考えるまでもなくおかしなことではあるのですが、結構、人間は実態に反して都合のよいような認識をしたり、謎のバイアスがかかっていたりするものではないでしょうか。


 専門知識がないので適当な分類ですが、1は、「これまでの運」と「これからの運」が独立事象であるにもかかわらず、「これまでの運」の結果によって「これからの運」について認識が歪められるというケース、2は、記憶や印象に強く残りやすい場合は確率を過大に認識し、残りにくい場合は過小に認識してしまうというケースですね。
 特にギャンブル好きな人は認識がおかしいあまりに不合理な行動をとってしまうことがままあるので、自覚がある方は常に確率を意識することで気をつけた方が良いと思います。

 余談ですが、私は小学生の頃に、桃太郎電鉄において1/256の大不運を2カ月連続で引いたことがあり、その事件以降、上記1や2のような不合理な認識をしないようずっと心がけていますw
 あとは母親が「この前もくじが当たったから次も当たるはず!」というスピリチュアルなことばかり言ってお金を無駄にする人間だった影響もあるかもw


※1: よく、「運は収束する」という言葉が使われますが、この言葉は「10回の試行回数だけだと良い運ばかりを引いたり悪い運ばかりを引いたりということが起こるものの、100回の試行回数では良い運ばかり悪い運ばかりといった極端な結果にはなりにくい」という意味合いであり、決して「良い運ばかり引いた後は、悪い運を必ず引く」というような意味ではありません。 
 そんなことは当然で改めて言うまでもないだろうという話なのですが、ニコニコ生放送でのRTA放送を見ていると、驚くべきことに「良い運ばかり引いたんだから必ず悪い運を引くはずだ」という意味で使っている人もたまにいます。
 「それまでにどれだけの運を引いたか」と「これからどのような運を引くか」は独立事象なのに、不合理で誤った推測をする人って結構いるものです。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

FAMITUNE

Author:FAMITUNE
レトロゲームについてはやりこみプレイヤー、最近のゲームについてはヌルゲーマーの二刀流。
ゲーム(ドラクエ、パワプロ、音ゲー全般)や野球など趣味のことについて好き勝手語るためにブログを新設しました。
ここでは特殊攻略ではなく、普通攻略を書きます。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
迷い猫の数(述べ猫数)
パワプロアプリまとめ
デレステまとめ
リフレクビートまとめ
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。