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一塁手の守備力の重要性を軽視する風潮について

■一塁手の守備力の重要性を軽視する風潮について
 プロ野球ファンの間では、どうしても一塁手の守備は軽視される傾向にあり、「ほとんど誰でも守れるだろう」、「とにかく打てればええねん」という風潮がなんとなくですがあります。
 実際にプロレベルともなると、内野手の送球が安定している上、強い打球がいろんな方向に飛んでいくこともあり、一塁手の守備の重要度は他のポジションと比べるとかなり低くなりますが、アマチュアレベルだとそのような事情がなく一塁手の守備力はプロとは違ってかなり上がるため、一塁手の守備力の重要性を軽視してはならないという話をしたいと思います。


1.プロレベルでの一塁手の守備力の重要性について
 一塁手の守備力がどれだけの影響を与えるかについては、野球選手の総合評価指標であるWARの守備位置ごとの補正値が特に参考になるので、それを下に引用したいと思います。※1※2
(1)Fangraphs版
 162試合×9イニング=1258守備イニングおきに以下の補正値を加える。
*捕手: +12.5 得点
*遊撃手: +7.5 得点
*二塁手: +2.5 得点
*三塁手: +2.5 得点
*中堅手: +2.5 得点
*左翼手: -7.5 得点
*右翼手: -7.5 得点
*一塁手: -12.5 得点
*指名打者: -17.5 得点
(2)Baseball Reference版
 150試合×9イニング=1350守備イニングおきに以下の補正値を加える。
*捕手: +10.0 得点
*遊撃手: +7.5 得点
*二塁手: +3.0 得点
*三塁手: +2.5 得点
*中堅手: +2.5 得点
*左翼手: -7.5 得点
*右翼手: -7.5 得点
*一塁手: -10.0 得点
*指名打者: -15.0 得点
(3)NPB換算だと?
 NPBは現在144試合制なので(2015年度は143試合制になる)、だいたい捕手と一塁手ではフルシーズンで20得点分も貢献度が違うということになります(実感として分かりにくいw)。20試合で1得点上げたと考えると結構な違いになります。
 一塁手が他のポジションに比べると守備の重要度が低く、特に左翼手と右翼手を除いた野手と比べるとかなり低いということは確かだと言えます。


2.アマチュアとプロの違いについて
 以上のことはプロでの話でして、アマチュアではかなり事情が変わってきます。というのも、アマチュアはプロと以下のような違いがあるからです。
○パワーと技術力が十分でないため、打球が外野まで行きにくい(特に軟式、少年野球で顕著)
=一塁手の打球処理が増えやすく、相対的に打球処理の頻度の減る外野手については守備力を軽視してもよいことになる。
○三塁手、遊撃手、二塁手の送球能力が十分でないため、一塁手に高い捕球技術が求められる
=一塁手が上手い選手でないといけなくなる


3.アマチュアでの各ポジションの重要性について
 プロでは、前述の通り、
 捕手>>遊撃手>>二塁手、三塁手、中堅手>>右翼手、左翼手>>一塁手か、
 捕手>>遊撃手>>二塁手≧三塁手、中堅手>>右翼手、左翼手>一塁手
 になりますが、アマチュア(特に軟式と少年野球)では、外野手の守備力の重要度が落ち、一塁手の守備力の重要度が上がるため、この限りではなくなります。
 高校レベルでも打球が非常に飛びにくい軟式野球や、少年野球では、
 捕手>>遊撃手>>二塁手、三塁手>一塁手>中堅手>右翼手、左翼手
 ぐらいになったりするのではないかと思われます(細かい分析がないので比較は適当ですが、一塁手の守備が相対的に重要となります。)。人によっては二塁手よりも一塁手の方が大事という人も普通にいます。


4.まとめ
 とりあえず、私の言いたいことをまとめると、アマチュア(特に軟式と少年野球)での一塁手の守備はプロと違って結構重要。右翼手左翼手よりも大事。下手したら中堅手どころか二塁手よりも大事になるかもしれない。
 野球未経験者でプロ野球ばかりを見ている人や、野球経験者でもプロ野球にすっかり慣れてしまい少年の頃の記憶がなくなった人は、アマチュアでもプロと同じ感覚で一塁手の守備力はかなり軽視してよいと考える方が少なくないですが、アマチュアについては一塁手の守備力は結構大事です。プロとは違います。
 プロ以外で一塁手なんて誰でもええやろみたいなことを言っている人を見ると、どうしても「いやいやアマチュアでの一塁手の守備は大事だから!」とつっこみたくなりますねw

 
5.余談(アマチュアで軽視されるポジションについて)
 プロと比べるとアマチュアではライトがかなり軽視されますし(草野球でも素人はひとまずライトにおいてセカンドがカバーするのが無難と言われることが多い)、レフトもプロ以上に軽視されやすいですね。軟式だったり、硬式でもレベルによってはほとんど打球が外野まで飛ばず、カバーこそが主な仕事になりがちなので当然ではありますが。
 ただ、アマチュアといってもレベル的にはほとんどプロの2軍や3軍に近い社会人野球や大学野球の強豪リーグ、高校野球の全国大会なんかはプロに近い考えでいいと思います。それでもプロに比べると一塁手の守備力の重要性はやや高くなるのは間違いないでしょうが。


※1:ポジションごとの刺殺、補殺、併殺数を元に相対的にどれだけ重要かを検討するようなことも考えられますが、WARの守備位置ごとの補正値という便利な指標があるのでそれに従うこととしました。
※2:WAR (野球)-Wikipedia-
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FAMITUNE

Author:FAMITUNE
レトロゲームについてはやりこみプレイヤー、最近のゲームについてはヌルゲーマーの二刀流。
ゲーム(ドラクエ、パワプロ、音ゲー全般)や野球など趣味のことについて好き勝手語るためにブログを新設しました。
ここでは特殊攻略ではなく、普通攻略を書きます。

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